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リアル社長秘書からオンライン秘書に転身4年! つらいことや収入・その違い・向いている人・大学資格~秘書になるためまで実体験をお話します。

Yukako
秘書歴10年以上、どんな業務もお任せください。
社長秘書からオンライン秘書に転身3年

初めまして。海外に移住し、現在オンライン秘書をしている「Yukako」と申します。

私は以前、とあるホテルの社長秘書を6年程させて頂きまして、結婚を期に海外に移住。

そこから現在はオンライン秘書に転身し、4年ほどオンライン秘書として活動しています。

今回は、リアルな社長秘書から「オンライン秘書」に転身した経験をもとに、つらかったことや収入の話、リアル秘書との違い、向いている人、秘書になるためにはどうすればいいのか?大学資格についてなど、実体験をお話したいと思います。

これから秘書になりたい方や、オンライン秘書に興味がある方はぜひ参考にしてください。

リアル社長秘書~オンライン秘書に転身した私の経緯

まずは簡単に私の自己紹介をさせて頂きます。

高校を卒業した後、IT企業に就職しましたが4年後に倒産。そして転職した先が外資系ホテルのマネージメント部でした。

ホテルに転職して1年ほど経つと、ホテルオーナーの秘書をされていた方が退職され、後任として私が選ばれました。

とても楽しい秘書時代を6年ほど過ごした後、ご縁があり結婚。海外へ移住となりました。

大好きだった秘書の仕事を辞める事となりましたが、その後とても素敵なご縁があり、オンライン秘書に転身することになりました。

その経験を皆様にお伝えして行こうと思っておりますので、宜しくお願い致します。

社長秘書の仕事内容~1日の流れ(具体的にどんな感じで働いていた?)

私が現役の社長秘書だった時のとある一日の流れを紹介します。

基本的には社長が出勤されたら、社長のスケジュールに合わせて行動をします。

午前中

まずは、メールのチェック。それから社長の一日のスケジュールを確認します。

打ち合わせ等の外出予定があれば、移動時間も逆算して車の手配をしておきます。秘書が同席する打ち合わせもあれば、同席しない場合もあります。

またクライアント様へ訪問予定がある場合は、手土産の準備もします。

なるべく前回お渡ししたのとは違うお店の手土産を準備する様に、自身の管理帳にメモをしていました。

大体毎日、2件ほど打ち合わせに外出されて居ましたので、その準備で午前中は忙しくしていました。

午後から

一度お昼休憩を挟み、午後からは「社内の問題改善」や「社長宛のお手紙」を確認し、必要に応じて社長に報告をし、社長の代わりに返信をさせて頂いていました。

15時~17時頃のチェックインが多くなる時間帯は、社長は基本的にはホテルのロビーにてお客様をお迎えしておりました。その為、私も1時間程ですが一番混み合う時間帯はフロントのお手伝いをします。

19時頃に退社

落ち着いた頃に自席に戻り、メールチェックや明日のスケジュール確認を行い、問題が無ければ19時頃に退社する。

といった流れになります。

社長秘書をしていて「良かったこと」「つらかったこと」

良かったこと

秘書をしていて良かったと思う事は、自分だけでは知りあうことが難しい方々とお話をする機会がたくさんあった事かと思います。

また、秘書という職業柄、マナーや所作を気を付けて生活していた事もあり、周りの方から褒めて頂ける事も多くあり、それは自分の自信にも繋がりました。

辛かったこと

秘書として大変だと思う事はあまりありませんでしたが、とにかく社長がおっしゃる事に従う必要があります。

時には、身なりを気にする暇も無く、走る必要もありました。

社長のご気分でリスケされることもあり、クライアント様への「お詫びのご連絡」には苦労した事もありましたが、どれも良い経験だったと思っています。

社長秘書に向いている人・向いていない人

向いていない人

自分が上に立ち、リーダーシップを取りたいと思う人には、向いていないと思います。

いつでも社長を立て、影となり支える事が秘書には必要です。

「自分を良く見せたい」「多くの人から認められたい」と感じる人には、難しい職業かもしれません。

向いている人

人を支えたり尽くす事が好きな人には、とても向いている職業だと思います。

社長秘書になるためにはどうしたら?(大学資格は必須?)

企業によっては大学卒業を必須とされる事もあるかとは思いますが、大学卒業は必須ではありません。

それよりは「どれだけ社長に仕える事ができるか」「細やかに周りを把握し様々な事が行えるか」が大切になって来ます。

秘書になる為にというよりは、事前の準備として「秘書検定」を受験される事もオススメです。

秘書検定には、秘書にとって大切な言葉遣いや所作等が全て組み込まれています。こちらを勉強し、秘書として必要な知識を覚える事は秘書を目指す上でとても大切になってくると思います。

「新卒」もしくは「すぐに」社長秘書になれる?

また、入社一年目から社長秘書になる事はまず難しいと思います。下積みがあっての社長秘書です。

基本的には前任の方からの推薦、もしくは社長自らのオファーで社長秘書になる事が多いです。

ですので、社長秘書を目指される場合は、普段の業務や社内での行動に気を付けられると良いかと思います。

社長秘書からオンライン秘書に転身した理由

自己紹介でも少し触れましたが、結婚に伴い海外へ移住する事となりました。

大好きな秘書の仕事を辞めるのはとても残念でした。そこへ偶然、起業されたばかりの方から秘書を探しているというお話を頂き、お仕事をさせて頂く事になりました。

私はとても運が良かったと思っています。

社長秘書とオンライン秘書の違いは?(働き方はどう変わった?)

働き方については大幅に変わりました。まずオンライン秘書は出社する義務がありませんので、自宅やカフェなど好きな場所で仕事をする事が出来ます。

通勤に使っていた時間で少し遅めの朝食を取る事も出来ます。朝にゆとりが持てる事は、1日をスムーズに過ごす事ができますし、とても穏やかに過ごす事が出来ます。

また、私の場合は決まった時間がありませんでしたので、よく気分転換に近くのカフェで作業をしていました。

オフィスの自分の席で仕事をするのも、自分の居場所があるようで安心感がありましたが、オンライン秘書になり、全て自分で選び行動出来る事は私にとって初めての事であり戸惑いもありましたが、今ではとても有意義に時間を使う事が出来ています。

社長秘書とオンライン秘書の「収入の違い」は?

また正社員としてでは無く、業務委託として契約を結んでいた点も社長秘書とは異なっていたと思います。

社長秘書の月収

私の場合、社長秘書をしている時は会社の社員として雇われていましたので、月給制で毎月お給料を頂いていました。

その時は「月25万円〜30万円」とボーナスを頂いており、年収は「約450万」でした。

オンライン秘書の月収

オンライン秘書になってからは毎日決まった時間労働する事は無く、必要に応じて日により働く時間が異なっていましたので、時間給にて報酬を頂いていました。

最初の契約時の時間単価は「1,500円」で、毎年単価を上げて頂いておりました。

だいたい一週間5日〜6日 (1日平均5時間)仕事をしており、土日や祝日も関係なく必要に応じて勤務する必要がありました。

月収にしますと「15〜20万円」程は頂いておりました。

やはりオンライン秘書の方が、勤務時間の短さやボーナスの有無などで年収は約半分になりました。

ですが、時間単価としては社長秘書をしている時もオンライン秘書をしている時も変わりはありません。ですので収入に関しては交渉次第かと思いますし、仕事量によりかなり変わってきます。

オンライン秘書になるには?必要な資格・スキルは?未経験でもなれるの?

オンライン秘書にこれと言って必要な資格はありませんが、未経験で始めるのは少し難しいかもしれません。ただ出来ないという訳ではありません。

秘書としては未経験であったとしても、人事などの社員のサポート経験がある方でしたら、秘書への転身もスムーズなのではと思います。実際、私は人事部から秘書へ転身しております。

ただし、社会人としての経験が全く無い場合は、秘書検定などの資格取得をされる事をお勧めします。

オンライン秘書をやっていくメリット・デメリット

メリット

オンライン秘書としてのメリットは、「自分の時間を有意義に使える事」と「作業場所が問われない事」です。

インターネットの環境があればカフェでも旅先でも可能です。朝も出勤の為に使っていた時間が必要ありません。その分ゆっくり朝起きる事も出来ます。

デメリット

オンライン秘書のデメリットは、1人であるという事です。

自分がお仕えする社長は目の前にいませんので、近くにいれば簡単に解決する事も、オンラインでは意思疎通が難しくミスが起こる場合もあります。

また、収入面も必ずしも良いと限りません。そこは契約時に必ず確認しましょう。

オンライン秘書として求人を探す方法は?どうやって仕事を受注するの?

私の場合は、秘書を行なっている中で沢山の企業様とお知り合いになる事ができ、その伝手にてオンライン秘書の仕事を得る事が出来ましたが、実際にお仕事を探すとなると、難しい部分もあるかと思います。

ですが最近は、クラウドワークスやランサーズなどでオンライン秘書の求人を確認することも出来ます。

ですが、未経験の場合、これらで受注することは中々難しい部分もあるでしょう。ですが諦める必要はありません。

実際にどうやって受注するのか?

では実際にどうやって受注するのか?ですが、例として「秘書サプリ」を紹介させて頂きます。

まずは、オンライン秘書の求人募集を検索する事から始まります。時間給なのか月額なのかクライアント様によって様々です。

自分が希望する仕事内容と合っている事をよく確認してから応募される事をおすすめします。

応募は最初のメッセージがとても重要となってきます。必ずしも自分が受注出来るとは限りません。自己アピールをここでしっかりしましょう。

経験が浅くとも、ご自身の意気込みやアピールによって変わって来ます。

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Yukako
秘書歴10年以上、どんな業務もお任せください。
30代前半 /女性 /オンライン

外資系ホテルオーナー秘書6年、オンライン秘書4年の経歴を持っています。 またWebデザイナーやHPの制作、現在は税理士法人にてコンサルティングの業務や経理サポートをしており、そちらの面でもお手伝いする事が出来ます。 どんな業務もぜひお任せください。 お気軽にご相談も承っております。 プロフィールへ
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